3月2日に、知的障がいがある若者のためのお仕事体験イベントに参加いたしました。
特非営利活動法人障がい者みらい創造センター様のウィリンボーという企画イベント。
知的障がい者がある中高生や若者には、お仕事を知る機会が少なかったり、お仕事体験イベントに参加できなかったりする現状があることから、障がいの有無にかかわらず、様々な体験をさせてあげたいとの思いで立ち上げられた企画とのことです。
野村紙器は、箱のワークキットを用意し、貼りの職人体験をしていただきました。
まずは芯地となる厚紙を組み立て、箱にするところから。
そして、貼り箱ならではの、箱に化粧紙を貼って仕上げる、貼りの体験。
明治に行われていた昔ながらの手法に挑戦です。
水で薄めたでんぷん糊を、化粧紙にハケで塗り、
組み立てた厚紙でできた箱の周りを、包むように貼っていきます。
初めての貼り作業は、紙にたるみが出たり、糊が塗り足らなかったり、難しいところもあったようですが、一生懸命、取り組んでくれました。
思ったよりも、皆んなの手作業が早く、あっという間に用意していったワークキットがなくなってしまいました・・・
ものづくりが上手な子、苦手な子がいるのは、障がいがあってもなくても同じで、得意な子は、初めての体験でも、ものすごく綺麗に出来上がり、苦手な子は愛嬌のある仕上がりに。
どんな仕上がりであれ、自分で作った箱を嬉しそうに持って帰ってくれる姿が嬉しかったです。
野村紙器では、団体様向けにお仕事体験やワークショップ、貼り箱教室を行っています。
ご年齢やイベント内容、TPOにあわせてワークキットをご用意できます。
ご要望がございましたら、お問い合わせください。
こちら→お問い合わせ
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