有松絞で染めた和紙で、箱を製作。
和紙にも染められるのですね!
でも、どんな和紙にも染められるわけではなく、染められる紙、定着出来る紙、いろいろ試されて、染める和紙を決めているそうです。
そして、そんな素敵な和紙を貼り箱にしてみました。
特別なギフトボックスとして、試作のご要望です。
貼り箱にも貼れる和紙、貼れない和紙があります。
でも、そこは腕の見せ所。
この和紙は薄手で柔らかかったため、そのまま貼ると破れてしまい、厚紙の下地も見えてしまいます。
そのため、裏打ちをしてから貼ります。
裏打ちとは、和紙にもう一枚、紙を貼り合わせて一枚の紙にする作業です。
和紙も薄いので、裏打ちするのにも、神経を使います。
糊でさらに紙が破れやすくなるので、裏打ちも熟練技が必要になります。
そして、裏打ちをすると、角に厚みが出るので、納まりを美しく貼るのにも、難易度がいります。
たかが箱、されど箱。
そんな細かな職人技で出来ています。
オーダーメイドな貼り箱屋、野村紙器。
#手仕事 #ギフトボックス #贈答用の箱 #貼り箱 #化粧箱 #オーダーメイド #有松絞 #職人 #伝統工芸 #化粧箱
Comments